みなさん、こんにちは!Living&Journeyです。
最近インテリアの素材としてよく耳にする
PALM LOOP(パームループ) という言葉、ご存知ですか?
「ヤシの繊維のことかな?」と想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はパームループは、パナソニックが開発した、
アブラヤシ廃材を利用した中密度繊維板(再生ボード)化技術のこと。
環境への負荷を減らすことを目的に誕生した、いま注目のエコ建材なんです。
そもそもPALM LOOP(パームループ)って何?
結論から言うと、PALM LOOP(パームループ) は、
環境へのやさしさと高いデザイン性を兼ね備えた次世代の内装材です。
その名前にある「パーム」は、パーム油の原料となる
アブラヤシ(オイルパーム)のことを指します。
パーム油は、食品から化粧品まで幅広く使われており、
私たちの生活に欠かせない植物性の万能オイルです。
しかし、そのアブラヤシには大きな環境課題があります。
というのも、アブラヤシは約30年で実をつけなくなり、収穫を終えると伐採されます。
伐採された後はそのまま放置されるケースが多いのです。
放置されたアブラヤシの幹は、腐敗が進むと空気の届かない状態で分解が起き、
強い温室効果を持つメタンガスが発生します。
メタンガスは、二酸化炭素の約25倍もの温室効果を持つとされており、
これは見過ごせない環境問題のひとつです。
こうした課題に対して、パナソニックは世界で初めて、
アブラヤシの廃材を再利用し、建材として活用する技術を開発しました。
これにより、廃棄されるはずだった資源が価値ある素材として生まれ変わり、
同時に森林伐採の抑制にもつながるという、持続可能なものづくりが実現されています。
まさに、時代が求めるサステナブルな取り組みとして大きな注目を集めているのです。
実際に、パームループはホテルのロビーや公共施設など、
デザインと環境配慮が同時に求められる空間でも採用されています。
自然素材ならではの温かみと、どこかエキゾチックな雰囲気を持ち合わせつつ、
色々なテイストやスタイルにもよく馴染み、洗練された印象を与えてくれます。
パームループをインテリアに取り入れるメリットと実例
パームループをインテリアに取り入れることは、
空間に個性と温もりをプラスする素晴らしい方法です。
結論として、パームループはデザイン性と機能性を両立させた、
おすすめしたい優秀な素材です。
その理由として、まず挙げられるのは、先ほども触れた高い耐久性です。
長く使えるというのは、インテリアを選ぶ上で非常に重要なポイントですよね。
そして次に、その独特の質感。
天然素材ならではの風合いは、既製品にはない温かみと高級感を演出してくれます。
当店のMOAシリーズのサイドボードでは、このパームループを背面に使用しています。
通常、サイドボードの背面はあまり注目されない部分ですが、
MOAシリーズではあえてパームループを採用することで、
見えない部分にもこだわりを詰め込みました。
裏面にさりげない部分に天然素材のアクセントがあることで、
全体の質感が格段にアップし、まるでオーダーメイドのような特別感が生まれます。
パームループは、その耐久性と独特の風合いで、
空間に深みと温かみをもたらしてくれる素材です。
MOAシリーズではこの魅力を背面に活かしたこだわりのサイドボードをご用意しています。
ぜひご覧ください!
また今後も当店では環境問題への取り組みの一環として、
MOAシリーズ以外もパームループを使用した商品を増やしていく予定です。
今後ともLivng&Journeyは環境問題への取り組みを推進していきますので
ぜひ注目してくださいね!
MOA(モア)木目調シリーズの動画はこちら↓
今回ご紹介した商品はこちら↓