「大川家具」480年の歴史と福岡大川市の家具文化

「大川家具」480年の歴史と福岡大川市の家具文化

こんにちは!Living&Journeyです。
突然ですが、福岡県大川市といえば、何を思い浮かべますか?
多くの方が「大川家具」と答えるのではないでしょうか。

全国的にも有名な大川家具は、その品質の高さや洗練されたデザイン性で知られています。
でも実は、その背景には約500年もの歴史と、職人技術を受け継いできた木工伝統があるんです。

今回は、そんな家具のまち・大川の誇る家具の歴史を、インテリアのプロの目線でわかりやすくご紹介します!

  1. 始まりは船大工から!大川家具のルーツとは?
  2. 大川家具が育んだ職人技と地域産業の発展
  3. Living&Journeyと大川家具

始まりは船大工から!大川家具のルーツとは?

大川家具の歴史は、今から約500年前、室町時代の末期に始まります。
当時の大川市は、筑後川の舟運が盛んで、多くの船大工たちが活躍していました。
彼らの持っていた高度な木組みの技術が、やがて家具づくりへと活かされていったのです。

特に、「組手」や「仕口」といった精巧な接合技術は、丈夫で美しい家具を生み出す基盤となりました。
初期には箱物家具や建具が中心でしたが、江戸時代になると、箪笥や座卓といった複雑な家具も作られるようになります。

このような歴史を持つ指物文化こそ、大川家具がただの家具ではなく「文化的価値のある家具」とされる理由なのです。

大川家具が育んだ職人技と地域産業の発展

大川家具が発展を遂げた背景には、良質な木材が手に入りやすい立地条件と、職人たちの飽くなき探求心があります。
江戸時代には大川藩が家具製作を奨励し、技術者育成にも力を入れました。

明治時代以降、近代化が進む中でも、大川の家具職人たちは、伝統的な箪笥技術を守りながらも機械化を柔軟に取り入れていきました。
その結果、オーダー家具やカスタム家具の需要にも応えられるようになり、個人のライフスタイルに合わせた家具づくりが可能になったのです。

私たちLiving&Journeyでも、現代のニーズに応えられる家具づくりを続けています。

現代の大川家具:伝統と革新が織りなす未来
現代の大川家具は、昔ながらの職人技術を守りながらも、デザインや素材、そして機能性の面で日々進化を遂げています。

たとえば、環境配慮型のエコ家具や、使いやすさを追求した高機能家具、洗練されたインテリアブランド家具など、多様なスタイルに対応した製品が次々と生まれています。

住まいの模様替えやリノベーションの際にも、大川家具を取り入れることで、空間の質が一段と引き立つことでしょう。

Living&Journeyと大川家具
私たちLiving&Journeyは、福岡県大川市に拠点を置き、地域に根ざした家具づくりを行っています。
家具のまち・大川の魅力を、もっと多くの方に知ってもらいたい。
そんな思いで、さまざまな製品を開発・製造・販売しています。

大川家具の魅力と伝統を、あなたのお部屋にも取り入れてみませんか?
ぜひ、Living&Journeyの家具であなたの暮らしにぴったりの一品を見つけてください。

500年の歴史が育んだ大川家具は、まさに暮らしの中に息づく芸術。

福岡県大川市から、職人の心がこもった家具をお届けしています。

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